ビズリーチは、
ビズリーチは、日本におけるダイレクトリクルーティング(企業が求職者に直接アプローチする仕組み)の先駆けであり、最大手です。
ビズリーチと言えば、「企業から直接スカウトが届く」という触れ込みで数多くのCMが打たれて、会員登録する方が後を絶ちませんが、スカウトには2種類ある、ということを理解して使うことが重要です。
- 企業からのスカウト
- ヘッドハンターからのスカウト
多くの人は、①の「企業からのスカウト」をイメージしてビズリーチに登録します。
私も、企業の採用担当としてビズリーチのスカウトを送ることがあります。
企業側の管理サイトにログインし、職歴や年齢、学歴、資格などの条件を指定して検索し、募集ポジションにマッチしそうな方にスカウトメッセージを送るものになります。
正直、スカウトメッセージを書くの、手間がかかるんですよね。
職務経歴書を読んで、「あなたのこの部分の職歴に惹かれて、メッセージをお送りしております。」みたいなことを書くわけですが、1通あたり15分くらいかかります。
なので、企業からのスカウトが届いた場合には、ほぼ間違いなく面談には進めると思ってよいとは思います。
ただ、ビズリーチの企業側のコストは、「100件のスカウトメッセージを○○万円で買う」みたいな料金体系になっています。正直、スカウトメッセージを消化しないと無駄金になってしまうので、「とりあえず、スカウトを送ろう」みたいなパターンもあることは知っておいてください。
一方、ヘッドハンターからのスカウトですが、これは、人材紹介会社のキャリアコンサルタント(要は、人材営業)です。
なので、ヘッドハンターからのスカウトは、人材紹介会社のやり取りと基本的に同じです。
紹介された求人が興味深い案件であれば、ヘッドハンターとやり取りするのもよいとは思いますが、企業からのスカウトの方を優先して転職活動してください。
転職活動をする際には、ビズリーチだけで転職活動をするのではなく、必ず、転職エージェント(リクルートエージェントやdodaなど)と転職サイト(リクナビNEXTなど)にも登録してください。
ビズリーチでスカウトを送る、というのは、企業側に相応の事務負荷がかかっていて、そこまで手が回らず、転職エージェントに任せている、という会社もかなりあるからです。